話すことも歌うことも…
共通2018年01月20日かえこです。今年もよろしくお願いいたします(^^)
冬クラスの初日に、早速いいことがありました♪
ある子が私のところに来て「せんせい、チューしていい?」と言ってくれたのです(//∇//)
初めて会った時はまだおしゃべり前だった子が、そのうち単語を話すようになり、今ではこんなふうに気持ちを伝えてくれるようになりました。
子どもたちがおしゃべりできるようになることと、歌うようになることのお話。今日はそれを書きますね。
赤ちゃんの時の喃語から発話が始まって文章でのやり取りができるようになるまで、子どもたちの言語能力は日々発達していきますが、実は音楽の能力も同じように発達するのです。
例えば、毎週決まって歌うHello Songで言えば、こんな感じに発達していきます。
「アァー」とか「バッバッ」と言う喃語と同じ長さで、
Hello songの間に「アァー」「バッバッ」と歌います。
「でんしゃ」とか「わんわん」と言う単語と同じ長さで、
Hello songの間に「Hello…」「…you.」と歌います。
「せんせい バイバイ」と言うまとまった言葉と同じ長さで、
「Hello everybody…」「…see you.」と歌います。
「ママ、今日はハローの日だね。」と言う文章と同じ長さで、
「Hello everybody so glad to see you.」と歌います。
おしゃべりと歌で違うところは、リズムとメロディがあることですね。
「話しかけられること」と「歌いかけられること」の刺激が同じようにあれば、子どもたちは話すことと歌うことのどちらをも発達させていきます。
なぜなら、赤ちゃんは「言語の能力」も「音楽の能力」もどちらも持っているからです。
Music Togetherのクラスでは様々な音楽的なアプローチをしますが、覚えておいてほしいことは
「パパとママが子どもにとって一番のお手本である」
と言うことです。
能力の発達にはお手本になる大人たちが欠かせません。
だからこそ、Music Togetherのクラスに積極的に参加してください(^^)
パパやママが楽しそうに体を動かしているのが見えること。歌っている声が聞こえること。抱っこして体をゆすってくれることや優しくたたいてくれること。自分の顔を覗き込んで笑顔で歌いかけてくれること。そして、レッスンで体験したことをお家でも楽しんでくれること。
それら全てが子どもたちの音楽的な発達の支えになります。
冒頭のお子さんの話に戻りますが、私は「わぁー、嬉しいな!」と返事をしました。すると、言葉が通じたことに満足げな表情を見せ、ほっぺにチューをしてくれました。ママが「お家で練習してきたんだよね、よかったね。」と励ましてあげると更にいい表情をしていました。きっと二人で楽しく練習してくれたんでしょうね。ありがとうございます。
大好きなパパやママの支えがあって子どもたちは良い子に育っていくのだなと、温かい気持ちになりました♡